ケイ素（珪素）って何？

ケイ素（Si）は地球上で２番目に多い元素です。１番目は酸素（O）です。

ケイ素の殆どは鉱石や地殻の中に眠っています。

遙か昔、水で覆われていた地球。水で覆われた地球に長い歳月を経て水の中に誕生した藻類。

ケイ素は珪藻（けいそう）といわれる植物性プランクトンの遺骸が長い時間をかけて化石化したミネラル（鉱石）で、別の名をシリカ、シリコンと呼ばれています。

太古から重用されたケイ素

透明な水晶を筆頭に太古の昔から崇められてきた様々なパワーストーン。

それらパワーストーンの主な組成元素は二酸化ケイ素（SiO2）です。

ローズクォーツやアメジストも二酸化ケイ素に極微量な鉄分やチタン、マンガンなどが含まれた鉱石です。

縄文遺跡に残された環状列石（ストーンサークル）。環状列石は水晶や石英で円形が作られ神聖な場所として崇められたそうです。（水晶も石英もどちらも二酸化ケイ素）

またネイティブアメリカンの聖地セドナには神聖な場所としてメディスンホィールが作られました。ここでも水晶や石英が配置されたといわれています。

宇宙に繋がるケイ素

コンピュータで使われるCPUやメモリは半導体として高純度シリコンウェハーが欠かせません。それらの高純度シリコンウェハーも組成元素はケイ素です。昔からIT最先端の街と呼ばれた米国シリコンバレー。直訳すればケイ素との深い関係がみえてきます。

装飾4

装飾5

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装飾7

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